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ソロ活動とは一味違う、大人数によるバンドスタイルで既存曲のアレンジを披露したプロジェクト「蓮沼執太フィル」を終えた蓮沼執太。次なる展開の構想について「とにかく新しいことをやりたい」と語った彼が辿り着いた『蓮沼執太のプラクティス』ではどんな風景が見えたのだろうか。

text_lute編集部

どうしてもレゲエシンガーと一緒に曲を作ってみたい

日本各地の在住ミュージシャンと共に新曲を制作し、それをライブで披露する「蓮沼執太のプラクティス」 。Episode3は大阪の北加賀屋を舞台にneco眠るのキーボーディスト兼農家のBIOMAN、エレクトロサンプリングユニットのCASIOトルコ温泉、1★狂(一番星クルー)としても活動するレゲエDee Jay(MC)のBUNBUN THE MCという個性的な3組を迎えてライブが行われた。

老若男女問わず踊れて笑える大阪のインストバンド「neco眠る」でキーボーディストを務めるBIOMANは、彼の統制のとれたベーシックな音楽とボコーダーのボーカルに蓮沼が魅力を感じたところから密にやり取りが行われ共作が始まった。反対に、YouTubeで見たライブ映像がとにかく衝撃的でオファーをしたCASIOトルコ温泉の共作は、そのやり取りの少なさが心残りというほど、蓮沼の瞬発力と彼女たちの勢いで完成した1曲となった。

蓮沼執太 × 北加賀屋出身のレゲエアーティスト BUN BUN THE MCの新曲は、実話を元に作った「会いたい人に会えない」で締めくくられたEpisode3。「すごい怖い人は実はやさしい、そのギャップを歌にしたかった」と語った蓮沼がつくるやさしいメロディ、「レゲエシンガーだけど違うアプローチができるのであれば」と語ったBUNBUN THE MCのひとつひとつが胸に響くどっしりとした言葉、実験的な共作から名曲が生まれた瞬間だった。

Episode1の東京公演、Episode2の愛知公演に続き、2016年5月にクリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)でおこなわれた大阪公演の映像を中心に、今回もアーティストそれぞれの思いとサウンドを綴っている。

撮影:後藤武浩
監督・編集:いしいこうた
AD:いすたえこ
制作:たなかともみ
ツアー制作:清宮陵一
プロデューサー:五十嵐弘彦

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