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Diary from UK #01|雨宮透貴

七尾旅人、田我流、水曜日のカンパネラなど、アーティスト・フォトの撮影や音楽系メディアでの仕事で知られるフォトグラファー・雨宮透貴。2015年の夏から秋にかけて”武者修行”としてBasement Jaxxのイギリスツアーに同行し、昨年秋から拠点をイギリスへと移した。「Diary from UK」は、そんな雨宮がイギリスから撮り下ろしの写真とともに綴る、フォトダイアリー。

text&photo_Yukitaka Amemiya / edit_Kentaro Okumura

 

 

 

こんにちは、フォトグラファーの雨宮透貴です。日本で音楽シーンを中心にフォトグラファーとして活動したのち、半年前からイギリス、ロンドンに活動拠点を移しました。

きっかけは、2015年の夏。Basement Jaxxのツアーにフォトグラファーとして参加して、彼らの家で3ヶ月過ごした体験から、移住を決意しました。ワーキングホリデーのビザを申請したらたまたま受理され、昨年の9月から今に至ります。

もともと日本での活動に少し退屈を感じていた僕にとって、この3ヶ月の生活で体験したことは、日本では考えられない価値観やハプニング、音楽と生活の距離感、日本ではなかなか出会わない面白い人々など、目に映るもの全てが新鮮で、刺激的でした。

この連載では、僕のイギリスでの生活や日常の出来事、ライブやミュージシャンの写真を、何の脈略もなく、ただの日記のように載せていこうと思います。

日本とは異なったカルチャーや光景、人々を写真でゆるりと楽しんでいただけたら幸いです。

My day to day scenery

僕が住むWhitechapelのストリートです。 この街はバングラデシュ系の方が多く住む区域で、顔と手を布で隠す女性などを多く目にします。 このストリートに並ぶお店もイスラム系の衣服やバングラディッシュ系の飲食店(カレーなど)を多く目にします。

 

ストリートの脇に並ぶ市場の様子です。 野菜、果物が異常に安いので頻繁に利用しています。例えばオレンジ10個、イチゴ1パック、それぞれ1ポンド(約140円)。ものによっては状態が良くないものもあるので、みんな吟味して選びます。

 

近所のBrick Laneにある老舗ベーグル屋さん。ロンドンでは希少な24時間営業のお店で、クラブ帰りなどにも立ち寄ることが多いです。 名物はベーグルからはみ出すぐらい大量のお肉が入った、ソルトビーフベーグル。なぜか真隣に同じく24時間営業の老舗ベーグル屋があります。希少な24時間営業のお店が隣り合っているのかは謎……。

 

テムズ川を渡って南側、ブリクストンの駅近くでブロックパーティーが行われていました。もちろん無料、誰でも参加OK。 大音量でレゲエが流れ、みんなマジでやりたい放題。ピースだけど半分暴徒化したこのカオスティックなパーティーは朝まで続きました。 誘ってくれた友人は、気がついたら一人で昼まで地面に横たわっていたそう……。

 

MVの撮影でホームレスの方に出演してもらうことになり、リバプールストリート駅の近くで彼を発見。名前はアイリッシュ。40歳で、23年もイーストロンドンに住み続けているそう。交渉して撮影を行いました。イギリスではホームレスの立ち位置が日本と少し違い、個人的には日本よりも人権が尊重されているように感じます。

犬を飼っているホームレスなんて日本でなかなか見れませんよね。愛犬も彼にとっては出稼ぎのための大事な相棒。クールなナイスガイでした。

 

こんな感じでゆるりとイギリスでの生活や情報、イベントなど写真でお伝えします。 1ヶ月ごとに更新しようと思いますが、イベントなどあれば時にはもっと早いペースで出すかもしれません。

それではまたお会いしましょう。have a nice day!

Profile

雨宮 透貴(Yukitaka Amemiya)

ミュージシャンに会いたいという理由でカメラを購入し、2009年からフォトグラファーとして活動を開始。日本の音楽シーンを中心にメジャー、アンダーグラウンド問わず多くのミュージシャンの撮影を行ってきた。2015年にBasement Jaxxのツアーにフォトグラファーとして参加したのをきっかけに翌年の2016年9月からイギリス、ロンドンに在住。ロンドンをベースにフォトグラファーとして活躍中。

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