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ビハインド・ザ・シーン|柳俊太郎、小山田米呂ら出演。 D.A.N.の新作MV「SSWB」撮影の舞台裏

冷ややかな熱を帯びたミニマルかつメロウな音像で、ダンスミュージックの側面からも評価が高いライブバンド「D.A.N.」。特に2016年はセルフタイトルを冠した1stアルバムのリリース、念願のフジロックフェスティバルへの出演、ファッション誌等のコラボレーションとその活躍は目まぐるしく、シーンにおける立ち位置を不動のものにした一年だった。今回は、彼らが2016年12月23日に配信限定でリリースした新曲「SSWB」のMVを、luteのプロデュースのもと制作。渋谷WWWで行われた撮影の様子を、オフショットとともにレポートする。

text_奥村健太郎 photo_谷浦龍一

200名近いエキストラと深夜のライブハウスで撮影されたドラマ型MV

11月28日、深夜。突如メンバーのSNSと所属レーベルのWEBサイトを通じて、新曲のMVでエキストラを募集することが告知された。掲載された内容を要約すると、「深夜から朝方にかけての撮影」「D.A.N.のライブやAlbino SoundによるDJあり」「普段のライブに出かける感覚で来てほしい」というもの。撮影2日前の告知という状況にも関わらず、蓋を開けてみると当日は200名近い数のエキストラが撮影場所の渋谷WWWの前に集まっていた。

8人の男女が描く、ある夜の出来事

今回のMVのスクリプトは「D.A.N.のイベントに訪れた5人の若者のある夜を描く」というもの。複数のカップルがそれぞれの“秘密”を目撃するも、誰も言い出すことができない…という、複雑な思いが交錯する物語で、小山田米呂、柳俊太郎、Luka、Megumu、磯田龍生、ダイアナチアキ、ミズトリタケシ、藤江琢磨といったD.A.N.と関係の近しいモデル・俳優陣がキャスティングされている。これまでのMVではストーリー性やエフェクトなどの要素を極力排除したミニマルな構成で表現してきた彼らからすると、かなり実験的な内容といえるだろう。

0:15、撮影開始

撮影はWWW入り口及びバーカウンターから始まり、その後セカンドフロア、ライブシーンという流れ。多くのエキストラの中で大所帯の撮影クルーが動き回る、混沌とした撮影となった。

LukaとMegumu
Megumu
左から:小山田米呂、藤江琢磨
柳俊太郎

機材セッティングを終えた桜木(Vo,Gt)が腰をマッサージしてもらっている
セッティングを見守る川上(Dr)
Albino SoundがDJを担当したセカンドフロアでの撮影。左からダイアナチアキ、磯田龍生
次のページ3:15、ライブスタート

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