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クレイアニメの鬼才ブルース・ビックフォードを愛する豪華ミュージシャンが、彼の作品と音楽でチャネリングしたライブの模様を追ったドキュメンタリー

text_lute編集部

この世で一番アニマを感じるクレイアニメーション

孤高の人・ブルース・ビックフォードは、1970〜80年代にロックの鬼才フランク・ザッパから愛され、『Baby Snakes』や『The Dub Room Special』といったMVを制作した伝説的クレイ・アニメーターだ。その独自の世界観でミュージックビデオの世界に革命をもたらし、世界中の人々を虜にした。現代芸術家の宇川直宏も、ビックフォードに魅了された一人。宇川は、「アニメーションの語源である“アニマ”(ギリシャ語で魂)をこの世の中で一番強く感じるのが、ビックフォード(の作品)だ」と語る。

そんなビックフォードは現在も精力的に活躍しているが、日本では一部の熱狂的なファン以外にはあまり知られていない存在でもある。そんなシアトルのガレージから滅多に出ることのない69歳間近の巨匠が、アニメーション・フェスティバル「GEORAMA2016」の呼びかけに応じて、ついに来日した。

Shibuya WWWと恵比寿 LIQUIDROOMで二夜にわたって開催された特別企画『Channeling with Mr.Bickford』は、宇川自らがキュレーション。ビックフォードの傑作『プロメテウスの庭』の爆音上映のほか、ビックフォードを愛する豪華ミュージシャンが彼の作品と音楽でチャネリングしたライブを開催した。

2016年2月4日に行われたShibuya WWWでのライブでは、ブルース・ビックフォード本人はもちろん、宇川直宏(DOMMUNE)、菊地成孔+千住宗臣、Commode Minstrels In Bullface、コムアイ(水曜日のカンパネラ)with WEDNESDAY\’s MODULARが出演。 各々趣向を凝らし、ビックフォードの過去作品や未公開作品からインスピレーションを受けたサウンドを映像に合わせて披露していた。

また、映像の中では、「GEORAMA2016」に招かれた映像作家David OReilly、Caleb Woodのコメントも紹介している。Caleb Wood(ケイレブ・ウッド)は、アニマル・コレクティブやダン・ディーコンのMVなどを手がけている新進気鋭のアニメーション作家。David OReilly(デイヴィッド・オライリー)は、U2のMVやスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界でひとつの彼女』に登場する架空のビデオゲームの制作で多くのクリエイターに衝撃を与えた人気映像作家である。そんな彼らが考える、ビックフォードとは…。

luteでは、2016年2月9日に行われた恵比寿 LIQUIDROOMでの様子を収めた動画も公開しているので、こちらもぜひチェックを!!

企画・プロデュース 谷川千央(FOGHORN – GEORAMA2016)

ディレクター・エディター:河合宏樹
撮影:河合宏樹
粟屋武志
梶山紘二
桜井秀明
らくだ

音響 :遠藤幸仁/呉碩根/田中洋一 for LSD Engineering co.,ltd.
録音:澤田悠介

出演:
Bruce Bickford
宇川直宏(DOMMUNE)
菊地成孔+千住宗臣
Commode Minstrels In Bullface
コムアイ(水曜日のカンパネラ)with WEDNESDAY\’s MODULAR
David OReilly
Caleb Wood
VJ:中山晃子

協力:SMASH/渋谷WWW/(株)ビュロー/(株)つばさプラス/DOMMUNE/Aaron Guadamuz/土居伸彰 (NEW DEER – GEORAMA2016)

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